うなぎ「喜多川」 三重県四日市市

今回は私が30年以上にわたり食べ尽くした関西風のうなぎの中で 一番うまいと思うお店の紹介です。 <2006/07/10に掲載したものを再掲載しています。価格は当時のままです> 「うなぎ喜多川」 三重県四日市市 お店はJR四日市駅から車で5分ほど、 近鉄四日市駅からも車で10分程の距離にあり、 塩浜街道を貨物線の踏み切りを渡ったすぐのところにあります。 関東風のソフトな歯ざわりに比べると、 むしろクリスピーな感触が嬉しいです。 関東で食べる安い鰻(スーパーで売られているやつ)は 皮が安っぽいゴムのようにぐにゃぐにゃで、 うなぎがダメな人にとっては このぐにゃぐにゃ感がうなぎ嫌いを助長させる 主因と思われますが、 「喜多川」で食べるうなぎはそんなのは無縁です。 うなぎ自体は浜名湖の養殖うなぎで 本来は大衆向けうなぎの味に限りなく近いはずなのに、 そんな概念を覆させたのは備長炭で丁寧に焼きあげる、 そこに秘密があるに違いありません。 お勧めは「ひつまぶし」(1900円)と「肝入りうな丼」(1800円)です。 ひつまぶしは 名古屋熱田の「あつた蓬莱軒」に比べ、 約十倍うまいです(さらに値段は3割安い)。span> 肝入りうな丼は肝が6~7個入っています。 一口食べるとスタミナが全身に漲ってきます。 栄養たっぷりの苦味がアクセントになり、 うなぎの甘くて濃厚な味を飽きさせません。 通はこの肝いり…

続きを読む

あつた蓬莱軒の 「ひつまぶし」! 名古屋

今回は名古屋三大グルメの一つ、ひつまぶしを紹介します! ひつまぶしといえば…、明治6年創業の「あつた蓬莱軒」である。 もはや全国的に知られた「ひつまぶし」だが、 このネーミング、 実は「あつた蓬莱軒」の登録商標であることは あまり知られていない! ひつまぶしとは、 おひつに盛られたうな重を 4分割して食べるというもの。 1区画目は何もつけずにそのまま食べ、 2区画目はわさびなどの薬味を添えて食べて、 3区画目はお茶漬けにして食べて、 最後の1区画は好きな食べ方で食べるというのが、 このお店のお勧めの食べ方。 私の場合は1区画目と2区画目はそのまま食べて、 3区画目は薬味を添えて、4区画目はお茶漬けにして食べるやり方。 お茶漬けのあとに普通に食べたら、 せっかくさっぱりした口の中がまた脂っこくなってしまうからだぁ! ここのうなぎは甘みが関東人には若干強いのだが、 うなぎがカリカリで香ばしくてうまいのだ。 蒸し焼きうなぎに慣れた人間には新鮮な味である。 食べながら一つ疑問が湧いてくる。 ひつまぶしは普通のうな重やうな丼よりもごはんの量が多い。何故か? 私が察するに、ひつまぶしというのは、 うなぎの量をいかに少なくして、 ごはんを大量に食べて腹を満たすかということで、 倹約好き(ケチ貧乏性)の名古屋人らしい喰い物なのである。 私がいつも行くのは松坂屋店(本店や神宮店は名古屋駅から遠い)だが、 このお店、食べ終わるとさっさとお皿を持っていってしまい、 早く帰れ的な態度をとる店員…

続きを読む

うなぎは夏場に食うべからず

皆さん、毎日暑い日が続いていますね。 スタミナをつけるために うなぎを食す方も多いと思いますが、 私はうなぎは油が乗った冬にこそ食べるべきで、 夏場に食べるべきではないと考えています。 暑い夏場はうなぎの油も乗り切っていないので、 うまくありません。 私が以前このブログで紹介した 南千住「尾花」でも同じことがいえます。 http://hirogn.at.webry.info/200605/article_3.html 先日(8月7日)、 我が輩の食の相棒ともいえる、 「H氏」と一緒に尾花に行きました。 いつも食べるうな重特上(3300円)の味がいつもと違う。 また大きさもいつもより一回り小さい。 H氏によれば、2800円のうな重の大きさとのこと。 何だか「だまされた」感がありましたが、 それだけ夏場で油が乗ったうなぎが少ないということなのでしょう。 それに特に夏場は消費量が増大するのに対し、 国産うなぎの入手が困難になるので、 養殖うなぎ(それも実質的に輸入もの)の流通が増えているそうだ。 大前研一氏によれば、 輸入したうなぎを1ヶ月間、浜名湖に放流(畜養)すると、 浜名湖産を名乗ってよいそうである。 そのほとんどはマレーシア産だそうだ。 味も大きさも貧弱なのはそれなりの理由があったのである。 そもそも「土用の丑の日」は 江戸時代に売り上げ不振に嘆いたうなぎ店主に相談された 平賀源内が編み出したコピーに過ぎず、 うなぎの美味しい時期とは全く一致しない。 やはり、うなぎは冬に…

続きを読む

グルメ情報!南千住「尾花」

本日はグルメ情報、第一回目です。 私が関東一うまいと思っている鰻屋の紹介です。 関東一というのは、 関東風(腹切りは切腹を連想させるとして、背中から切って、蒸して身を 柔らかくして焼くやつ)と 関西風(いわゆる腹側から切って、蒸さずにかりかりに焼くやつ)は 別の料理だと考えているからです。 それはともかくとして、 その店は南千住の「尾花」です。 (常磐線、地下鉄日比谷線、筑波エキスプレスの南千住から徒歩5分。  常磐線の線路沿いを三河島方面に向かうと右手にあります) 場所は「山谷」にほど近く、 隣にお墓があり、すぐそばを常磐線と日比谷線が走るという 場所的には必ずしも恵まれているとは言い難いのですが、 最近では珍しい畳敷きの大広間で ゆっくりと足を伸ばしながらリラックス出来るお店です。 オーダーをしてから捌く(鰻は追加オーダー禁止)ので、 1時間位ゆっくりつまみと酒を味わってから 最高の鰻を味わうという算段です。 つまみのお勧めは うまき、やきとり(うなぎをたれを使ったとってもソフトな味わい)、 うざく(うなぎの酢の物、暑い日に食べると最高)ですかね。 特に焼き鳥は最高です。 その辺の焼き鳥屋よりもうまいです。 味はタレのみですが、うなぎのたれを使用しています。 早く注文しないと売り切れてしまいます。 1時間、これらつまみを味わって、 ビールを一気飲みした後、凍結酒をちびちびやりながら待ちましょう。 蒲焼は2000円から3300円までの3種類、 迷わず3300円を選びましょ…

続きを読む